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自分のための美術館訪問記録

岡村桂三郎展 - 異境へ

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一つ一つくり抜かれた鱗のおどろおどろしさと生命感に圧倒される。長年の間、一貫して制作された多数の作品群が重厚な世界観を作り出していた。作品の間を何度もくぐり抜けて歩いているうちに、怖いと感じた目や鱗、その他の動物にも愛着が湧いてきた見応えのある不思議な展示だった。
初期の時代の作品のくすんだ水色と赤の組み合わせも素敵で、色ありの大型作品も制作する機会があることを期待。

写真引用元:筆者撮影

荒井茂雄展 人生の詩 Shigeo Arai -Poems of Life-

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想定外の最高の展示だった。濃い青とピンクが特徴的で、似通わない濃い2色のグラデーションが他にはない刺激的な美しさを生み出していた。小物に濃い青とピンクを与えて複数並べるだけで、荒井茂雄さんの作品に見える不思議。自身のグラデーションを再利用したコラージュ作品は良い発明。濃いピンクが目立つ大型の作品は、周りが白黒で現代的なインテリアで囲んだ時に一層際立つ。古さを一切感じさせない、強烈な展示品の数々。

写真引用元:筆者撮影

「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展

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光の入るエルメスのギャラリーとの相性が非常に良い展示、キュレーターの大勝利。人工的に作り出した霧と、光の差し込むファサードの組み合わせは唯一無二の空間構成を作り出していた。室外作品も見てみたい。「雪は天から送られた手紙である」という言葉で有名な父の姿勢を汲んだ、人工的な「グリーンランド」を銀座に作り出した見事な作品群でした。

写真引用元:銀座メゾンエルメス